子どもの寝かしつけに音楽を使っている方もいると思います。我が家でも、なかなか寝つけない子の気持ちを落ち着かせるために音楽を使ってきました。
本を読んだり、子守唄を歌ったりするのも一つの方法ですが、気持ちに余裕のない日もありますよね。
読み聞かせができる日はもちろんよいのですが、毎日続けることが負担になるなら、無理をしなくてもよいと思います。子どもとゆったり過ごせる方法を、その日の余裕に合わせて選べるとよいですね。
私も「読み聞かせが少ないから、双子の言葉が出るのが遅いのでは」と言われたことがあります。しかし、読み聞かせの量にほとんど差がない我が家の3人でも、言葉の発達はそれぞれ違いました。読み聞かせの少なさだけを原因と決め付けず、気になることがあれば小児科や地域の相談先に聞いてみてくださいね。
我が家の寝かしつけ

0歳ごろ
電動ラックを揺らしながら付属の音楽をかけたり、ベビーベッドのメリーから流れる音楽を使ったりしていました。
乳児がラックなどで寝てしまったら、寝床として使い続けず、安全な硬く平らな寝床へ移します。音楽も、安全な寝かせ方の代わりにはなりません。
1歳ごろから
眠くなりそうな音楽をかけつつも、どうすれば寝るのか四苦八苦していました。ネントレに取り組む気持ちの余裕もなく、「寝てくれ〜」と思いながら、背中をトントンする日々でした。
上の子も双子も、3人ともなかなか寝ない子でした。お昼寝は寝るまでに1時間以上かかることも多く、寝かしつけが本当に大変でした。
保育園の先生から「家ではどのように寝かしつけていますか」と聞かれるほどで、園でもベテランの先生でないとなかなか寝ませんでした。
眠くなると自然に寝られるほかの子が、うらやましく感じることもありました。
DREAM SWITCHも使いました
1歳ごろからは、寝室の天井や壁に映像を投影するDREAM SWITCHも使いました。子どもたちも気に入り、「これを見るよ」と声をかけて寝室へ誘導していました。
お話はゆったりした口調で、音楽も穏やかだったため、聞いている私のほうが先に眠くなりそうなくらいでした。
ただ、我が家では「これじゃない、違うのが見たい!」と見たい映像を取り合って、けんかになることもありました。動物や果物の絵を使ってひらがなを練習する映像では、誰が先に答えるか競争が始まり、かえってにぎやかになる日もありました。
いくつかのお話を見たあと、最後にひつじを数える映像を見て寝る、という流れにしていました。
なかなか寝ない日は、ひつじが200匹ほどまで進んだこともあります。いろいろな物語を楽しめる点も、我が家には役立ちました。
双子が5〜6歳ごろから
双子の1人は、3人の中でも寝つくまでに時間がかかることが多かったため、寝る前に音楽をかけて「もう寝る時間」という合図にしています。
ほかの2人(上の子と双子のもう1人)は、布団で本を見ながら自然に寝ることが多いため、音楽はかけず、部屋を静かにしています。
上の子は小学校に入ったころ、夜になると疲れた様子が見え、寝つく日も増えました。活動量だけで眠りが決まるわけではありませんが、成長とともに変化も感じました。
寝つくまで時間がかかる子には、YouTubeで見つけた音楽を使うこともありました。いろいろ探すうち、民族楽器のゆったりした音にもたどり着きました。
寝る時間の合図として音楽をかけ、部屋を暗くしています。我が家では、ゆったりしたフルートの音楽を流すこともあり、その音を聞いていると私も眠くなります。

YouTubeに限らず、音楽配信サービスにも、波音や川のせせらぎなどの自然音、穏やかなピアノや弦楽器、オルゴール調の曲など、さまざまな音があります。親子が心地よく感じるものを、小さな音量で使えるとよいですね。
ホワイトノイズにも興味があり、専用機器の購入を考えたことがあります。ただ、我が家には動画・音楽配信サービスでさまざまな音楽を流す方法が合っていたため、専用機器は購入しませんでした。
ホワイトノイズ機器を使う場合、AAPは赤ちゃんの頭からできるだけ離し、短い時間で使うよう案内しています。音量を低くし、タイマーなどでつけっぱなしを避けることも大切ですね。
2026年時点の我が家の状況
メラトベルは、小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善に使われる処方薬です。現在、我が家では、発達障がいのある子に医師からメラトベルが処方されています。
子どもが小さい頃は、我が家では処方されていませんでした。
以前の薬の公式な説明書には、6歳未満と16歳以上について「有効性・安全性は確立していない」と記載されていましたが、2026年8月の見直しでこの記載は削除されました。ただし、6歳未満を対象とした臨床試験が新たに行われたという意味ではありません。使用できるかどうかや使用量は、医師の判断に従ってください。
これは我が家の場合のお話で、寝かしつけに悩むすべてのお子さんに薬をすすめるものではありません。薬が必要かどうかや使い方は、医師に相談してくださいね。
まとめ
親も子も心地よく感じる音を、小さな音量で短めに。嫌がるときはやめ、機器やコードは子どもが触れない場所へ置きます。音楽で必ず眠れるわけではなく、眠りの困りごとが続く場合は医療機関にも相談してください。
読み聞かせや子守唄を続けることに疲れた日は、音楽の力を借りてもよいと思います。親も少し休みながら、家庭に合った寝かしつけ方を探してみてくださいね。
参考にした公式・公的情報
- 国立障害者リハビリテーションセンター:家族向け発達障害情報
- AAP:赤ちゃんの安全な睡眠
- こども家庭庁:赤ちゃんが安全に眠れるように
- セガ フェイブ:DREAM SWITCH公式
- AAP:騒音が子どもに与える影響と睡眠機器
- PMDA:メラトベルの医薬品情報
- PMDA:メラトニンの「使用上の注意」等の改訂について
一般情報とメラトベルの改訂情報の確認日:2026年9月26日。体験談は記載した時期の我が家の状況です。

