双子の妊娠がわかったあなたへ。双子の産休、いつから始めるべきか迷っていませんか?単胎妊娠とは異なり、双子の妊娠はママと赤ちゃんへの負担が大きく、予定よりも早く入院が必要になることもあります。
この記事では、双子の産休をいつから取るのかについてご紹介します。
まず、産休(産前休業・産後休業)とは
産休は、労働基準法で定められた産前・産後の休業です。
産前休業は、出産予定日の6週間前から、双子以上の多胎妊娠では14週間前から、本人が請求して取得できます。出産当日は産前休業に含まれます。
早く出産した場合は実際の出産の翌日から産後休業へ切り替わり、遅れた場合は出産当日まで産前休業が延びます。
産後休業について
- 産後は出産翌日から8週間、原則として就業できません。ただし、6週間経過後に本人が請求し、医師が支障ないと認めた業務には就けます。
帝王切開だから法定の産後休業が自動的に延びるわけではありません。回復に応じた休業などが必要なときは、医師と勤務先に相談し、母性健康管理措置や会社の休暇制度を確認します。
出産予定日はあくまでも予定であり、実際の出産日が前後することもあります。
双胎妊娠では、実際には帝王切開となるケースが多く、全国の診療報酬データを用いた2014年の研究では、多胎妊娠の帝王切開率は82.7%でした。ただし、これは2014年の多胎妊娠全体のデータで、現在の双胎だけの割合を示すものではありません。経腟分娩も選択肢ですが、施設の方針や胎位、妊娠週数、推定体重などによって選べる条件が異なります。
分娩方法にかかわらず、双胎妊娠では妊娠経過や赤ちゃんの状態などを踏まえ、単胎妊娠より早い時期に計画分娩となる場合があります。分娩方法と時期は、主治医と相談して決めます。
対象者:女性労働者
正社員だけでなく、パート・派遣・契約社員なども対象です。育児休業の取得条件とは分けて確認してください。
健康保険・厚生年金に加入している人の産前産後休業中の保険料は、所定の手続きで免除される制度があります。加入制度や手続きは勤務先に確認しましょう。
※出産した本人が育児休業を取得する場合は、通常、産後休業に続いて取得します。
こちらは育児・介護休業法で定められています。
産休中の給与はどうなるの?
産休中に会社が給与を支払うかは、就業規則などによります。法律で全員に給与の67%や50%が支払われるという決まりではありません。
会社の健康保険の被保険者本人が、出産のため休み給与が支払われないなどの条件を満たすと、出産手当金の対象になります。
協会けんぽでは、原則として支給開始前12か月の標準報酬月額の平均を30で割った額の3分の2が1日当たりの目安です。
対象期間は、出産日(予定日より遅れた場合は出産予定日)以前42日、多胎妊娠では98日から、実際の出産翌日以後56日目までの範囲で、会社を休んだ期間です。出産が予定日より遅れた期間も対象になります。
給与が出る場合は調整があります。出産育児一時金や育児休業給付とは別の制度です。
産休の取得手続きは?
- 出産予定日と多胎妊娠であることを伝え、会社の申請様式、必要書類、引き継ぎを確認します。「全員、予定日の2か月前まで」という共通の提出期限ではありません。
産休開始前でも体調によって休業や勤務の配慮が必要になることがあります。休める日まで無理をせず、主治医と相談してください。

私は37週で誘発分娩となり、経腟分娩で出産しました。そのときの腹囲は98センチでした。
私のおなかは前方だけでなく上下左右に広がるように大きくなり、100センチは超えませんでした。多胎妊娠でも、おなかの大きさや腹囲には個人差があります。
37週ごろは胃が圧迫されてかなりつらく、寝ていてもおなかが引っ張られるように苦しく感じました。食事は何回かに分け、歩くのもゆっくりで、やっとという状態でした。
妊娠の経過によっては急な入院が必要になり、予定どおりに働けないこともあります。あらかじめ連絡先や引き継ぎを考えておけるとよいですね。
私も24週から急きょ管理入院となり、出産まで入院していました。
予定帝王切開などで日付に迷う場合も、自己判断せず、医師が示す出産予定日を勤務先に伝えて開始日を確認しましょう。会社独自の休暇と法定の産前休業は分けて確認してください。
参考にした公式・公的情報・研究
情報確認日:2026年9月25日。制度の適用や手続きは、勤務先や加入先の健康保険に確認してください。

