双子育児と仕事復帰について

双子育児と仕事復帰について

保育園の入園が決まると、準備もいよいよ具体的になってきますね。準備を進める一方で、「仕事復帰したら毎日の生活はどうなるんだろう?」と不安を感じている方もいると思います。

この記事では、保育園の入園決定から仕事復帰前後までの我が家の経験をご紹介します。

目次

我が家の仕事復帰時期と働き方

  • 我が家の場合、双子の成長がゆっくりめだったため、0歳のときに仕事復帰は難しいと考え、1歳を過ぎてから保育園へ申し込みました。
  • 上の子は0歳10か月から保育園
  • 双子は1歳8か月から保育園

※3歳のときから保育園と併用して療育にも通いました。

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仕事復帰後の3年間

  • 通勤片道:1時間10分程度(電車通勤)
  • 時短あり:復帰1年目=1時間半時短、その後2年目と3年目は1時間時短

復帰4年目以降

  • 通勤片道:40分(電車通勤)
  • 時短なし:保育園の送迎をパパ中心にしたことで、時短勤務を使わない働き方に

※引っ越しをしたので、通勤時間が短くなりました。

現在の制度で確認しておきたいこと

ここからの経験談とは別に、2026年9月時点の制度も確認しておきましょう。子の看護等休暇は小学3年生修了までが対象で、年度ごとに子が1人なら5日、2人以上なら10日が上限です。3人でも法定上限は15日にはなりません。対象者・取得事由などの条件があり、有給か無給かは勤務先の規定を確認します。

2025年4月から残業免除の対象は小学校入学前までに拡大されました。2025年10月からは、3歳〜就学前の子を育てる人について、会社が複数の柔軟な働き方の措置を用意し、その中から選んで利用するしくみも始まっています。

時短勤務の給与や、2歳未満の子を育てる雇用保険被保険者の育児時短就業給付なども、条件を勤務先・ハローワークで確認してみてください。全員が同じ制度を使えるわけではありません。

復帰前にやったこと

家族旅行

入園や仕事復帰の準備に加え、仕事が始まると時間を取りにくいことを済ませておくと安心です。

自分の実家(遠方)への帰省

当時は夫婦それぞれの実家から遠いところに住んでいました。私の実家には、上の子の里帰り出産以来、子どもたちを連れて帰省していなかったため、仕事復帰前に帰りました。

親には何度か自宅へ来てもらっていましたが、私自身が子どもたちを連れて実家へ帰るのは久しぶりでした。

飛行機で移動する距離のため、仕事復帰後は長期休暇の混雑する時期に帰るのが大変だと思い、復帰前に帰省しておきました。

旅行

仕事復帰後は平日に出かけにくくなるため、復帰前に近場へ旅行しました。

家の片づけ

育休中も双子育児で忙しいのですが、仕事復帰後はさらに家にいる時間が短くなります。できる範囲で、復帰前に家の中を整理しておくとよいと思います。保育園用品を置く場所も必要になるため、不要なものを整理しておくのもよいと思います。

病児保育、病児シッターの登録

我が家には子どもが3人いて、夫婦それぞれの実家も遠方でした。すぐに頼れる身内がいなかったため、病児保育と病児シッターに登録しました。

自治体の助成制度や会社の福利厚生による割引などもあるため、情報を集めておくことをおすすめします。

ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)の登録

ファミサポは、自治体によって利用できる支援の内容や料金、登録方法、利用の仕組みが異なります。まずは、お住まいの自治体の案内を確認してみてくださいね。

私が当時住んでいた自治体では、多胎家庭という理由で、例外的に自宅へ来てもらうサポートを利用できました。

これは、当時その自治体で利用したときの体験です。同じ自治体でも現在は内容や料金、利用条件が変わっている可能性があります。今も同じように利用できるとは限らないので、詳しくは自治体やファミサポの窓口で確認してください。

ファミサポとは別に、自宅へサポーターが来てくれる独自の育児支援サービスを設けている自治体もあります。ファミサポの内容に加え、ほかの育児支援サービスも調べてみるとよいと思います。

ベビーシッターの登録

双子の入園前からベビーシッターに登録していたため、仕事復帰後も継続して利用しました。夕方の忙しい時間帯にお願いできる相手がいたことは、とても心強く、助かりました。

保育士資格もある方だったので、気軽にいろいろと育児の相談ができました。

また、家事については、我が家では利用しませんでしたが、夕食用のミールキットや家事代行など、負担を減らせるサービスを調べてみるのもよいと思います。

すでに使っている人も多いと思いますが、ネットスーパー(または生協)も便利ですね。

平日朝の生活パターンと送迎方法を計画する

朝の予定や送迎方法を夫婦で共有し、入園前から少しずつ生活リズムを整えておけるとよいですね。

とはいえ、子どもは予定どおりには動いてくれません。うちの子は、こちらが焦っても言うことを聞くどころか逆に暴れ出すことも多かったです。予定どおりに進まないことも想定し、時間に余裕をもたせておく必要がありますね。

復帰後、思ったよりも大変だったこと

寝落ち

1.子どもが体調不良で休むことが多かった

双子なので休みも2倍、うちは3人なので3倍?!でした。復帰1年目は、かなり休んでしまいました。休むときは、職場の同僚や上司に対して罪悪感がありました。

時間差で順番に体調を崩すことがあり、休みが長引くこともありました。我が家も誰か1人が熱を出した時点で、3人が順番に体調を崩すことを覚悟するようになりました。3人が順番に休む場合を想定し、結果的に1人分で済んだらよかった、と考えられるようになりました。

仕事を休むことで、周囲に迷惑をかけたくないという気持ちは誰にでもありますよね。

私の場合は、必要以上に自分を責めるより、引き継ぎを相談し、助けてもらったことへの感謝を伝えるよう意識しました。もちろん、周りの反応が本人の気持ちだけで決まるわけではありません。

とはいえ、働いていた頃は、仕事を休むたびに感じる罪悪感を手放すのに、私も結構苦労しました。

子どもが休むたびに、どちらが仕事を休むのかをめぐって夫への不満が募り、けんかになることもありました。「私ばかり」と感じ、相手の態度にいら立つこともありました。

休むことで「仕事ができない」「仕事が進まない」と感じると、「なぜ自分が休まなければいけないのだろう」と不満が出てくることもあります。

子どもが心配な気持ちと、仕事を進めたい気持ちが重なって、つらくなることもありました。自分のなかの焦りや職場への申し訳なさが不満を生んでいました。

「なぜ自分だけ?」という思いを抱えたまま我慢すると、別の場面で夫への不満が表れることもあります。

子どもが病気になったときの分担や対応をうやむやにせず、夫婦で話し合っておくことが大切だと思います。仕事復帰前にも、きちんと話をしておくと良いと思います。

どこまで具体的に想像できているかは、性別よりも経験や役割によって違うのかもしれません。お互いがどこで困りそうか、どう分担するかを、落ち着いて話し合えたらいいですね。

また、子どものことで休みすぎて、自分の体調不良時に休みをとることを躊躇してしまい、無理をしてしまうことがありました。自分自身も無理をせず体調を整えることが大事ですね。

2.ほぼ毎日寝落ちしてしまう

私の場合は、ほぼ毎日寝落ちしていました。子どもが寝た後に自分の時間を過ごせる人が、うらやましかったです。

子どもを寝かしつける頃には、自分の気力も体力も尽きていました。それぞれに個性があり、支援が必要な場面もある3人のお世話で、気力も体力も使っていたのだと思います。

仕事復帰後の約3年間は、夕方から夜にかけてパパが不在のことが多かったため、シッターさんに来てもらう日もありました。その日は、子どもが寝た後にほっとできる自分の時間ができました。

自分が寝落ちしても翌日なんとかなる状態で寝るようにしました。どうしてもやらないといけないことは済ませてから子どもの寝かしつけをしていました。

私自身、早起きが苦手で、家事の時間をどう作るか悩みました。人の手を借りたり、やらない家事を決めたりする方法もあってよいと思います。

便利な家電も使いながら、家事が楽になるように手を抜いてもよいと思います。

3.毎日の送迎も2人いると大変

3人を連れての移動は、思ったようには進みませんでした。急に走り出す子もいて、安全に歩くだけで精いっぱい。

逃げないように注意するだけで大変で、ほかのママとお話する余裕は全くありませんでした。

幸い、荷物の少ない保育園だったので助かりましたが、金曜日など持ち帰る物が多い日は大変でした。

双子は荷物も2人分です。我が家は上の子を含めて保育園児が3人いたため、毎日の持ち運びが大変でした。もちろん毎朝の準備も、夜の洗濯も大変でした。

また、我が家では、ベビーカーから一瞬で逃げ出す双子だったため、保育園で使うのと同じ業務用のお散歩カーを買って3人乗せて徒歩で送迎していました。その後、引っ越しと転園をきっかけに車での送迎へ変わりました。

静かにベビーカーに乗ってくれているうちはよいのですが、二人が歩き始めると、送迎がさらに大変になることもあると思います。

4.仕事が思ったようにできない

残業ができない場合や時短勤務を利用する場合は、就労時間が短くなります。時間をかけられないので、どうしても自分の思うところまで仕事ができず、悔しく感じることもあると思います。

期限のある業務を先に進め、同僚や上司と状況を共有するなど、急に休むときも引き継ぎやすいよう工夫しました。

短い時間で仕事をこなす必要があるからこそ、別のやり方や、本当はやらなくてもよいことに気づくきっかけにもなるかもしれません。

時間をかけられないからこそ、効率的な進め方を考え、限られた時間に集中するきっかけにもなると思います。

私もどちらかというと完璧を求めがちですが、「完璧でなくてもよいこともある」「周りに頼ってもよい」「できないこともある」と受け止める経験になったのかもしれません。

まとめ

保育園への入園と自分の仕事復帰が重なり、慌ただしくなる時期だと思います。周りにも頼りながら、無理にすべてを両立しようと考えすぎず、手を抜けるところは抜いて進んでいきましょう。きっと大丈夫です!

参考にした公式・公的情報

情報確認日:2026年9月26日。体験談は当時の状況について記載しています。制度やサービスの現在の条件は、勤務先や自治体などの窓口で確認してください。

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